ドリップパックが薄いのはなぜ?症状から原因を見分けて、マグとお湯だけで濃く淹れるコツ

Snowman Coffee Roastersのドリップパック

※本記事の画像にはAI生成によるものが含まれます。

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ドリップパックで淹れたら、なんだか薄い。お湯を減らせばいいのかな、と思いつつ、大きめのマグで飲みたいのに半分しか入らないのは寂しいですよね。この記事では、症状から原因を見分ける方法と、マグとお湯だけでできる直し方をまとめました。

私自身、ドリップパックを薄いと感じたのは、新鮮すぎる豆を使ったとき、粗く挽いたとき、お湯が多すぎたときでした。

目次

ドリップパックが薄いときは、まず症状から原因を探す

感じ方考えられる原因まず試すこと
全体に水っぽい粉に対してお湯が多いパッケージの湯量に合わせる
すぐ落ちきって、味が出ない一気に注いでいる3回ほどに分けて注ぐ
ひと口目はいいのに、だんだん物足りない蒸らしを飛ばしている30秒ほど蒸らす
香りは強いのに、味が弱い焙煎したてでガスが多い蒸らしを少し長めにする

あくまで目安ですが、まず確認しやすいのは「湯量」と「注ぎ方」です。

湯量はパッケージどおりですか

推奨の湯量は商品ごとに違い、10〜12gの粉で140〜150ml前後としているものもあるようです。まずはパッケージの表記を確かめてみてください。スケールが無くても大丈夫です。計量カップで一度お湯を測ってマグに入れ、どこまで来るかを覚えておけば、次からは目分量で合わせられます。

当店のドリップパックは、1袋12g・お湯180ml(粉:湯=1:15)が基準です(ドリップパックのページ)。

大きいマグで飲みたいときは

落ちきったあとにお湯を足すと、そのぶん薄まります。たっぷり飲みたい日は、1袋目を規定の湯量で落としてから2袋目に替え、同じように淹れる方法があります。これなら濃さを保ったまま量を増やしやすいと思います。

蒸らし中。粉がドーム状に膨らんでいる

ドリップパックが薄いのは注ぎ方のせい?蒸らしで変わること

ドリップパックは粉の層が薄くなりがちなので、一気に注ぐとお湯が早く抜けやすいのかもしれません。最初に少しだけお湯を注いで粉を湿らせ、しばらく待つ。この「蒸らし」を入れると、お湯と粉がなじみやすくなるようです。

当店では、V60・粉15g・85℃・1:15・総抽出2分30秒の条件で、蒸らし「なし/30秒/60秒」を飲み比べたことがあります。30秒がいちばんバランスがよく、60秒は酸っぱく感じました。なしは薄くて特徴のない味でした。蒸らしなしは淹れたてこそ意外としっかり味が出ているのに、飲み進めるほど何かが足りなく感じました。

ドリップパックでは試していないので、同じ結果になるとは限りません。詳しくはドリップの蒸らし時間は何秒がいい?なし・30秒・60秒を飲み比べてみたにまとめています。

ドリップパックを濃く淹れる手順|マグとお湯だけでOK

  1. 開封してカップにかけます。粉が片寄っていたら、軽くならしておくと注ぎやすいかもしれません
  2. お湯は当店基準の85℃前後にします(沸騰したお湯を少し置くくらい)
  3. 少しだけ注いで、30秒ほど蒸らします
  4. 残りのお湯は3回ほどに分けて、真ん中からゆっくり注ぎます
  5. 落ちきったら、絞らずに外します

85℃で薄いと感じたら、湯温を変える前に、蒸らし・注ぎ方・湯量を見直してみてください。湯温を上げると濃く出やすい反面、渋みも出やすくなるようです。

当店では、ケトルで沸かしたお湯を青い細口ポットに移して注いでいます。ただ、ドリップパックのために買い足す必要はありません。ケトルのままでも、ゆっくり傾ければ十分です。

濃くしたくてやりがちなNG:絞る・浸けたまま

  • バッグを絞る:雑味が出やすいと言われています
  • 浸けたままにする:抽出の後半は苦みや渋みが出やすいとされます。バッグの底がコーヒーに浸かったままだと、渋くなりやすいのかもしれません

それでもドリップパックが薄いときは

粉の量が多い商品を選ぶ、深めの焙煎にする(一般的に、コクや苦みを感じやすいと言われています)、開封したら早めに飲みきる(粉は豆より香りが抜けやすいと言われています)、といった見直し方もあります。「薄い・濃い」が決まる仕組みは、コーヒーが薄い・濃いと感じる原因は?「抽出率」で数字から理解するで説明しています。

当店のドリップパック|ご注文後に焙煎してお届け

当店のドリップパックは、1袋12g・お湯180mlが基準で、なるべくご注文をいただいてから焙煎して、新鮮な状態でお届けするようにしています。

当店で焙煎したての豆を淹れると、香りは強いのに、味が弱く感じることがあります。1週間ほど置くと、抽出しやすくなる印象です。そのため、焙煎したての豆を淹れるときは、蒸らしを1分にしています。ブレンドのドリップパックでも比べたことがあり、焙煎してすぐは、ハンドドリップと同じように味が出にくい印象でした。届いてすぐ淹れて味が弱いと感じたら、蒸らしを少し長めにしてみてください。ガス抜きについては、焙煎直後にすぐ淹れるとまずい?ガス抜き(脱気)と味の関係を整理で整理しています。

「いつ飲むか」で選べるラインナップです。

  • 朝に|窓辺。(中煎り):青りんごを思わせる爽やかな酸味と、透明感のある味わい
  • 午後に|午後三時。(中深煎り):花のような華やかな香りと、ダークチョコを思わせる甘い余韻
  • 帰宅後に|おかえり。(中深煎り):チョコレートのようなやさしい甘さと、深いコク
  • 夜に|おやすみ前。(デカフェ・中深煎り):カフェインを控えたい夜に。まろやかな口当たり

1袋ずつ飲み比べられるセットもあります。しっかりした味が好みなら、中深煎りから試してみてはいかがでしょうか。

まとめ|薄いのは、バッグのせいとは限らない

まずは、湯量がパッケージどおりかを確かめてください。合っていれば、次は蒸らしです(V60での実験では、30秒がいちばんバランスがよく感じました)。それでも薄ければ注ぎ方を、最後に豆そのものを見直す、という順番がおすすめです。次の一杯で、30秒だけ待ってみてください。

暮らしのワンシーンに合う一杯を、ドリップパックでも。各種とセットはオンラインショップのドリップパックページからどうぞ。

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この記事を書いた人

缶コーヒーから始まって、今では焙煎まで手を出している。
飲むたびに気になることが増え、それを整理するように発信中。

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